田舎に通信制塾が普及したら成績アップは都会以上になるのでは?
- 2017.08.18
- 教育業界
私は、瀬戸内の島育ちなので、正直な話、塾は大手にほぼ通いませんでした。というか、物理的に通えませんでした。学校の授業が終わってから、交通機関を利用して、本土にある大手塾に向かってもそちらの授業に間に合わないし、間に合ったとしても、最終便には間に合わないからです。
しかしながら、遊び場所もさほど無かったので、部活動を卒業した高校3年の秋以降は、かなり集中して勉強ができたと思います。まぁ初年度の受験はスタートが遅かったこともあり、思ったほどの結果は出せませんでしたが。(4ヶ月ではさすがにねぇ~汗)
今はインターネットの普及で、通信回線を使い、都会の大手塾の有名な先生の授業をリアルタイムで受けることが可能です。
ただ、私が見る限り、田舎では、まだそのような仕組みを導入しているところが少ないように思います。
なぜか?私はいつも不思議に思います。
私が経験したとおり、田舎は塾の行き帰りに、興味をそぐような遊び場所もそれほどないので、特定の場所に通信制の予備校を作れば、かなりの確率で、そこに通い、中身の濃い授業を受けることができ、集中した受験勉強が可能だと思うのに・・・。
東京で塾講師をしているとき、千葉や埼玉から2時間以上かけて通っていた生徒もいましたが(親の心理として、地方の塾より都心の大手の方が安心感があるからでしょうから)、塾に到着していた地点で、かなり疲弊していましたし、お腹も空くので、塾開始までにどこかで食事を食べたり・・・となかなか、本格的授業を始めるまでが結構大変でした。
地方ほど、通信制塾設置を、大人が実践してあげてほしいと思います。
本当は学校の授業だけで完結すればいいでしょうけど、そこはねぇ・・・。
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