贈答のトレンドが高級素材に回帰している?
- 2017.08.16
- 食品業界
ある百貨店にてお店を出していらっしゃるお客様に、今年のお中元は購入素材の入った贈答品がよく売れたわ!と教えて頂きました。
贈答品の売れ具合が、その時々の景気を反映していると言われますので、このことが事実だとすれば、景気はやや持ち直しているというニュースは本当になのでしょうか?全く実感ないのですが・・・苦笑
その具体的購入素材とは、ずばり、うなぎです。
今年は例年よりは若干割安感があったこともあり、ニュースでも、今年の丑の日は、ここ数年の中では大盛況!と取り上げていたところは確かに多かったように思いますので、そのアナウンス効果が、贈答にうなぎを!という流れになった可能性も否定できませんが。
少し前までは、質より量という時期もあったのですが、まず、大量に送っても、家族構成が少人数に移行しているので、量が重宝されないことに気づき、では、同じ価格なら、量より質、という流れに変わった可能性もあります。
少子高齢化というのは、景気判断を以前にセオリーで当てはめにくい状態をも作り上げる、厄介な傾向だとつくづく思います。
-
前の記事
返品理由に時代を感じる食品業界 2017.08.15
-
次の記事
素直な子の伸びシロは確かに凄かった! 2017.08.17