今の営業のベースは、教育教材販売にあり。

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学生時代のバイトで教育関連を多数経験したのですが、中でも、一番私の今の仕事にも影響を与えた、ある仕事、がありました。

それは教育教材の販売の営業です。

いわゆる、歩合制、というやつで、売れたら売れただけ、給料に反映される、わかりやすいシステムです。

歩合ということで、がんばれば、がんばっただけ金額が跳ね上がるのでモチベーションも高めに入社したのですが、そんな簡単なものではありません。

まず単価がかなり高額です。

私の記憶では、中学の教材だったと思うのですが、初年度20万、後は1年ごと10万円だったと思います(つまり、3年間で40万円)。

これを売れる人と売れない人の大きく分かれるから、不思議です。

私をこの業界に進めてくれたのは、1学年下の大学生で、その子はかなり売れる子、とにかく、どの角度から責められても動じることなく、返事のできる万能型の男子でした。私の記憶では月20~30万程給与をもらっていたのではないでしょうか?

ちなみに、私は、最高で月7~8万円程度だったと思います。それも、この営業を辞める直前にようやく…です。

どうも、売れる人にはキラーワードがあったようです。

この場合、売れる先が、団地に住む主婦が多かったので、売れる人のキラーワードとしては、

・隣の団地の棟の●●さんもご購入されてましたよ

・塾に通わせることを考えたら、月1万円いかない金額はお得ではありませんか?

・もしわからないことがあれば、私が家庭教師替わりで何度も寄らせて頂きます

この3つのワードを臨機応変に織り交ぜ、後はその時々にお相手の環境に応じて、能動的な対応で販売に成功していたとか。

バイトを辞める寸前、私もようやく、そのポイントに気づいて、これらのキラーワードを織り交ぜながら、販売実績を積み上げつつあったのですが、多分、就職活動を始める時期と重なり退職した記憶が…。

営業には相手に、それを購入することでどうハッピーになれるか?イメージできる物語を駆使するべきという、鉄則があると思いますが、このとき、それをまざまざと知ったと思います。今でも、それを意識して営業に勤しんでおります。

そのよく売ってきた、1つ下の後輩は、誰もが知る、日本を代表する財閥系商社に就職したそうです。

・・・納得ですね・笑